2015/01/28
高知へ 偲ぶ旅

坂東眞砂子さんがなくなって1年。
追悼の意を込めて、高知へ。
高知には眞砂子さんの友達のKさんもいる。
Kさんに甘えて、思い出の地へ一緒にいってもらうことに。

Kさんは午前中は仕事があるので、
午後に合流。

龍馬空港からはちょうどバスを逃してしまい、
タクシーに乗る。運転手のおじさんに
「高知県出身の作家さん多いですよねー」といったら、
「大原富枝なんか有名だよ、ほら、あの、櫂っちゅうの書いて、
なめたらいかんぜよーの、映画になった、ほれ」と言われて、
「ん?宮尾登美子のことか?宮尾登美子の本名が大原富枝なのかな」
と思ってしまった。

私は大原富枝を知らなかったし、
おじさんの中では大原富枝と宮尾登美子が混じっちゃってるんだと思われる。
おじさんいわく、
高知出身の漫画家はすごく多いのだとか。
西原理恵子しかわからんのですが。

芸能人で言えば、広末涼子とか?
おじさんいわく、
「この前、車に乗っけたのが、ほれ、元アイドルで酒飲みで、
香水ぷんぷんさせてマスクつけて帰ってきよって。
ほれ、芸能人が集まってクイズ番組やっちょるやろ、そこで司会やっちゅう・・・」

「島崎和歌子ですか?」

「そうそう!それ」

おじさんとのやりとりがすでにクイズ。連想ゲームかよ。
でもちょっと楽しかった。
どろめ、のれそれ、うつぼの話を聞く。うまいらしい。

で、大原富枝は高知県立文学館にて確認。

で、ここには3月まで坂東眞砂子追悼展示がある。
全作品ではないけれど、本は陳列してあるし、
イタリアやタヒチにいた頃の写真が
大きなパネルとなって展示されていた。

小説はほぼ持っているのだが、
エッセイはまばらだ。知らなかった本があり、購入。
タヒチ時代の写真&エッセイ「南洋の島語り」。
眞砂子さんは文明に真っ向から対抗していたことがよくわかる。
バニラビーンズの受粉など嬉々としてやっていたんだろうな。

そこから高知城へ。
いい天気で暑かった…
高知城は2回目だけど、お城の天守閣まで登れるっていいよね。
二の丸や三の丸で売っているアイスクリンはとりあえず我慢。
汗かいたからビール飲みたい。
北西を眺める。樽の滝方面

ということで、ひろめ市場へ。
ここは朝から酒も飲めるタバコも吸える、日本の中のオアシス。
うつぼの唐揚げ、カツオの塩たたき、ビール!
ひろめ市場のシステムいいよな

ひろめ市場には店舗がたくさんあって、好きなものを買って、
テーブル席で食べる飲む。喫煙席と禁煙席があり、
それ以外はホント自由なフードコート。
お皿は回収係の人がもっていってくれる。

Kさんと合流して、樽の滝へ。
眞砂子さんの思い出の場所だ。
威厳もあるけど優しさもある女性的な滝
アップだとこう
ここからは晴れていれば海も見えるし、滝も見える。
眞砂子さんが大好きだったロケーションだ。

ここで2時間くらい過ごして、想い出話をして、
写真に手を合わせる。いい空気が流れていた。
改めて惜しい、改めて寂しい。

Kさんは設計出身でとにかくインテリア&リフォームのセンスがよい。
女性ならではの視点に加えて、動線づくりの美学をもっている。
その抜群のセンスを眞砂子さんも高く評価していた。

眞砂子さんの周りには本当に才能があって、
滅私&気遣いの人がたくさんいたんだよな。
私はその審美眼に改めて感謝する。

空港で高知の地鶏・はちきん鶏丼(結構大盛りの肉)を
食べながらいろいろな話をして、
ふたりきりの偲ぶ会を終了。

ふう。1月のビッグイベント終了。
あとはモダンスイマーズの芝居を観るのみ。

Posted by 吉田潮 on 2015/01/28 at 21:04:05




2015/01/25
ヤングな人々との交流

NHKで放送所望
某日。
すべりこみでドキュメンタリー映画「凍蝶圖鑑」を観る。
最終日にやっと。

薬物カウンセラーの倉田めばさんが、
「薬物依存から復帰した後、(普通ではなく)聖人君子で
いい子になることを求められてしまう」というようなことを話す。
その息苦しさ。

とある変態バーはセクシュアルマイノリティだからこそ
セクシュアリティに寛容な人が集まる。
押しつけがましくもないし、〜あるべき論は皆無の場。
みんなもっと寛容になればいい、という願い。

パリ在住の鉛筆画家・林良文さん。
日本では描きたいものが描けない。
女性器を描いただけで猥褻となってしまう。
パリに40年、描きたいものを描く「意志」。

テレビのドキュメンタリーはよく観る。
多少の予定調和や流れの作り込みはあるけれど、
いろいろな人の暮らしや思いを垣間見ることができる。そこが好きだ。
この映画は、意図的な作り込みはない。
淡々と、普通ではない、とされる人々の日常をまとめている。
非常に短いのだけれど、真摯な作品だなぁと思う。

某日。
いい芝居を観た興奮を誰かにしゃべりたくて
役者Mくんの店へ駆け込む。
面白そうな芝居をいくつか聞き込む。

そのバーにはヤングな人々がたくさんいて、
つい、オバチャン、浮かれちゃったわ。
若い子たちのカバンの中身やポーチの中身まで
見せてもらったりして。

結構、カバンの中身って、人となりが表れるのよね。
ドイツ人のSちゃんは香水やヘアスプレーのフルボトルを持ち歩く。
よってカバンがめちゃくちゃ重い。
こまめに使うから必要なのだとか。しかし重いよ。これは。
ニュージーランド育ちのMちゃんは
ポーチをもたずにカバンに直接メイクグッズをIN。
おお、それはそれで大胆だ。
ダンサーのKちゃんは仕事柄、顔の汗を抑える
ルースパウダーと極彩色のカラーパレットを
がっつり入れた大きめのポーチ。仕事だもんねぇ。
20代前半のオナゴたちに紛れて、中年女性、はしゃいじゃったぜ。

M君の役者人生が確固たる礎を築き始めていて、
すごく嬉しい。40代にブレイクすることを期待している。
40代かよ、って話だが。

みてのおたのしみ
「月刊宝島」でコメントが掲載。
ここんちのM編集長はホントにチンコ話が大好き。
チンコと言えば声をかけてくれるのがありがたい。
大胆予測、デカそうな俳優ランキングってところで。
基本、生物学的なルールにのっとって回答してみました。

Posted by 吉田潮 on 2015/01/25 at 12:27:03




2015/01/23
なんだかんだで

やらなきゃいけないことを頭の中でうまく交通整理できず、
時間ばかりがたってしまう。
粛々と働け、中年。

ということで、
柘植文さんの「中年女子画報」である。
背表紙をご紹介。あ!柘植さんのヌードが!!
柘植さんとは同い年。
「ゆるガキあやちゃん」のときも同じ空気を吸って育った感が
ひしひしと感じられて、胸をなでおろした記憶がある。

今回は中年のための講座だ。
しょっぱなから「あーそれ私もやってるやってる」がいっぱいで、
私生活を見られているかのようなドキドキ感。

「私の漫画は画面がちまちまして空白がなさ過ぎなんです」
と書いているけれど、私はそっちのほうが断然好き。
ちょろっと書いたセリフにハマって大笑いすることも多いし、
ちまちま帝国万歳。

私もレイアウトが決まっている原稿を書くときに、
1字だけ次の行にポツンと残るのが嫌いで。
ついみっちりもっちり暑苦しく文字で埋めつくしてしまう。
空白恐怖症なんだと思う。
そっちのほうがオトクな感じもしちゃっている。
柘植さん、ちまちま大賛成です。

森山未來&柄本明狙いでとっておいた「PLUTO」。
ダンサーで今回の演出と振付をした
シディ・ラルビ・シェルカウイという人の度肝を抜く才能に
感動した。

台形パネルを複雑に組み合わせて映像を投影したり、
舞台装置のひとつとしてブロックのように積み上げたり、
街並みを表すかのように整列させたり。
パネルワークっていうんですか、それがすごいの。

そのパネルを動かすのが8人のダンサーで、
登場人物がロボットであることを表現するために、
「マニピュレイター」としても登場。

森山未來の美しい肉体の躍動感もちゃんと拝めた。
とにかくすすすすごい。どもるくらいすごい。
息を呑むってこういうこと。
最大の見せ場も、おおこれをこうして実写的に表現できるのか!
と口開けたまんまで数分たっちゃう。
これ、観られて本当によかった。
大阪でもやるよ

ここ1か月で熱狂的な執着をもってしまったのが
ヒグチユウコさんの猫絵。
そんなときに伊勢丹解放区でグッズが販売展示というのでGO。
かわいい…この毛の感じ、丸みを帯びた頭、
猫好きを一気に血迷わせて浪費させる魅力がここにある。

ええ買いました。びっくりするぐらい、いいお値段なのだけれど、
カップ&ソーサー。九谷焼なんだって。
ふふぉぉぉぉと猫好きは頬が緩むはずだ

仕事と、ついぞ放置していた確定申告と、
もりもりこなすためのエネルギー注入。

Posted by 吉田潮 on 2015/01/23 at 11:42:23




2015/01/16
ラジオ出ました

年末から年始にかけてサーバー移行があって、
その間の日記が消えてもうた。
ゆるりと始まり、急にせわしなくなった2015年。

某日。
生まれて初めてラジオに出た。
「アポロン★」というTOKYOFMの番組。
TOKYOFM7Fは目の前に皇居お堀があって、
すんばらしい眺め。しばしうっとり。

居心地のよいスタジオ。
気さく&セクシーの絶妙バランスをもつ
ラジオパーソナリティの齊藤美絵さん。
とはいえ、素人でド緊張。
何をしゃべったのか思い出せないくらい。

ラジコを急いで登録して、
静岡で聴いてくれた夫がskypeで
「すみません、おれも残念ですか?」ともじもじ聞いてきた。
どうも、私がラジオで「世の中の夫はみな残念ですから」
と口走ったことがひっかかったらしい。ういやつめ。

ラジオは本当に「秒単位」の世界なんだと改めて思い知る。
普段、時間単位くらいは追われるけれど、
秒単位の世界には慣れていない。
のんきにしゃべっても数秒単位でスケジュールが狂う。
日常会話で必要なリフレインはラジオでは必要ないんだよね。

某日。
夜の取材が立て続け。
行列のできる病院(クリニック)というのは、
医師が患者の話をちゃんと聞くところ、でもある。
3分診療では原因が見えてこない、とおっしゃっていた。
医師と患者の間でも言霊力が重要。

某日。
同業のOさんに取材しがてらよもやま話。
話し上手でネタが豊富なOさんと
チンコマンコの話で5時間。

Oさんは膣偏差値が東大レベル、いや、ハーバードレベル?
とにかくヴァギナの感受性と知覚が尋常じゃなく鋭敏。
確固たるポイントを自覚しているがゆえに、
男性やバイブに対するオーダーも厳しくなる。

その一方で、陰核偏差値が低いというデメリットもある。
一般的な快楽のツボとかけ離れてしまうジレンマもあるようだ。
1センチ単位の知覚分布を認識するってスゴイ!

でもオーダーがはっきりしているほうが
男性も女性もラクだよな。
「なんだかわかんないけど、気持ちよくさせてよ!」って、
はっきりいって、傲慢だよね。

主観を言語化しないで曖昧な注文をして、
思い通りになるはずがない。
酒や食べ物も一緒。

「白州ヘビリーピーテッド、ソーダ割りで、ミント叩いて乗せて。薄めのグラスで角氷で」
って言ったら、もう間違いなくそのものが出る。
でも、
「私の雰囲気に似合うカクテルをお願いします〜お酒弱めでぇ〜」
ってなると、ラムなのかジンなのか柑橘OKなのかシロップ入れてもいいのか
さっぱりわかんねー。
かといって、なんとなくこんな感じかな、と適当に作ると、
相手の機嫌を損ねたり、地雷を踏んじゃったりするわけで。
「こんなもんか」と思われるのも癪に障る。

コミュニケーションって難しいよね。
枕営業中

Posted by 吉田潮 on 2015/01/16 at 12:55:45




2015/01/14
サーバ移行で消えちゃった

HPのサーバー移行で日記が消えちまった…。
なんとかしなきゃ。

Posted by 吉田潮 on 2015/01/14 at 10:04:55




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