2012/09/03
悪意と敵意と真意

ネットの住人ってこんな感じ
柚木麻子の本を大人買いして一気に読みまくる。
「嘆きの美女」
「けむたい後輩」
「早稲女、女、男」

もうね、なんというか、
女の本性をぎゅっとわしづかみにしている人。
1冊読んだら、ほかの作品も次から次へと読みたくなる。

ブスもバカ女も
セレブ気取り女も
自己顕示欲強い女も
がさつをふるまう女も
柚木麻子の前では本性をしゅぱっと
見破られるんじゃないか、と身震いするほど。

下手にドラマ化だの映像化して、
柚木作品の主旨を曲げられたら
怒り狂う(私が)と思うような作品ばかり。

惚れこむ作家がいると、結構うれしい。
新刊出たらどんどこ買っちゃう。
ビバ、紙媒体消費!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
もう付き合いが22年にもなる友人Nと
タカシマヤでメシ食いがてら、
家族と老後について話した。

性格とか仕事とか環境はまったく違うんだけど、
私と彼女は「腹の底のどす黒い部分」がものすごく似ている。
人が好さそうなフリをしていて、実際にはものすごく排他的、差別的。
現実的でシビアに見えて、実は夢見がち、妄想系。

だから、会うとホントに止まらなくなる。
腹黒トーク&妄想劇場。

30代のときは決して話題にならなかった
老後と死(親も自分も)の問題。
「とりあえず、いつ死んでもいいように
ヤリ残したことは今のうちにヤッておこうと思って」
とNは鼻息荒くして語っていた。

ヤリ残したこと……今やらないと悔いに残ること……
ひそかにあるけれど、今じゃなくてもいいかな。

ま、ヤリ残したことなんて、
豪語するほど大きなことではない。
若いときにチャンスを逃したこととか、
躊躇してできなかったこととか、
今、成熟して多少傲慢になったからこそできることとか。
些末なことなんだけどな。

ともあれ、Nの健闘を祈る。

Posted by 吉田潮 on 2012/09/03 at 20:16:44




«Prev || 1 || Next»