2012/09/01
ふくすけでドライアイ


阿部サダヲと古田新太が観たくて、チケットとったら
うっかりいい席がとれちゃった「ふくすけ」。
静岡から呼び出して、夫と一緒に観に行った。

まばたき厳禁、ドライアイ必至。
いやぁ、面白かった。
昭和テイスト濃厚な物語に
いまじゃ放送禁止用語になった言葉たち。
グイグイ引き込まれるスピーディーな展開。

飛び跳ねる奇形の阿部サダヲ、
しょぼくれ吃音の古田新太、
神降臨!と思わせる平岩紙&大竹しのぶ、
頭はかぶり、体はヌーディの皆川猿時(ダイナマイトパパを思い出す)、
想像以上に女度の高い小松和重、
このレズなら指と指以外のモノを挿れられてもいいなと思う江本純子。

平岩紙、やっぱり天才だわ。

早朝から仕事をしている夫も途中で寝ることなく、
最後の最後まで目をカッと見開いて観劇。

さて、これでまた芝居スパイラル。
大量のチラシを手に、どれを観に行けるか吟味。

高校生のころを思い出す。
私の高校は県立高校で、3年生は文化祭で必ず演劇をする
奇天烈な学校だった。当然夏休みは稽古の芝居でバッタバタ。

オリジナルの脚本は作れないから、
どこかの劇団のモノを仕入れてきて、
クラスで演じるというスタイル。

当時は鴻上尚史の第三舞台が流行っていたような。
ほかのクラスがやっていたような。
(記憶はあいまい)

で、うちのクラスはどこにしようか迷って、
ウッチャンナンチャンの劇団SHALALAとか
WAHAHA本舗とか遊◎機械/全自動シアターとか
観に行っていた記憶がある。

あ、WAHAHA本舗は私の個人的な趣味だ。
下北沢駅前劇場に通ったりしたこともあったな…。
当時は「お手伝いしてくれる人はタダで見せてくれる」システムがあって、
私は喜び勇んで希望したのだった。

久本雅美が客から奪った靴下でミカンを生しぼりしたりするので
その靴下を洗うとか、
二人羽織で顔になすりつけるオハギを買いに行ったり。
そんな微妙なお手伝いをするだけで、
タダで見せてくれる。客席なんかなくて、みな靴脱いで
体育座り。その狭い中に入れてもらって、
WAHAHAを堪能したのだった。

おっと、話がそれた。

結果、うちのクラスは遊◎機械/全自動シアターにしたんだ。
高泉淳子が演じる少年の成長物語で、
私はなんだかいろいろな端役をやった記憶がある。
ブスで強引な小学生女子とか
ペギーという年増の歌手とか
耳の遠い婆とか。

ど素人の高校生だったけど、
演劇って楽しかったなぁ。

夫は、今ではしがない干物屋になったけれど、
芝居を観るとウズウズするらしい。
日常生活にはないアドレナリンが出るんだろうね、きっと。

今月はあと2本、チケットを確保。
1万円クラスはちょっと高いが、きっと絶対確実に
面白いだろう、と。

Posted by 吉田潮 on 2012/09/01 at 13:55:26




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