2011/12/30
虎と龍と空海と

たぶん40歳 フリーランスのペンペン草
年末、仕事はちゃっちゃと片付け、
ものすごくのんびり。

ひきこもりでDVD三昧をキメこむ。
「川の底からこんにちは」
「愛のむきだし」★★★
「冷たい熱帯魚」
で、満島ひかり&園子温三昧。

血みどろで気分悪いから
「かもめ食堂」でほっこりリセットして、
「キッズオールライト」★★★でジュリアン・ムーアの
エロスにムラムラして、オンナのサガについて深く感銘。
「アンノウン」でジジイのアクションにドキドキ。

「バタフライエフェクト3」を借りたものの、
「あ、これ、前に借りてみたわ…」と、
己の記憶力欠如に愕然とする。

なんとなく全体的に暗かったので、
腹抱えて笑いたいなと思い、クドカンにすがる。

名作「タイガー&ドラゴン」は
Kちゃん&Lちゃんオススメのドラマ。
はぁ〜、笑った笑った。
長瀬つながりで観た
「池袋ウエストゲートパーク」は微妙。

んでもって、森田芳光哀悼を込めて
「武士の家計簿」。
ナカマユキエがどうしても好きになれない。
「ジーン・ワルツ」「乱暴と待機」はどうでもいい。

ただ、「ジーンワルツ」の中にスピンオフドラマが
入っていて、それはちょっと泣けた。
矢田亜紀子と安田顕主演。

最後に「告白」★★★。
映像の美しさにハッとして、
内容の濃さにぎょっとして、
結構、よかった。2回は観ないけど。

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久々に親友Yと会う。
愛する人や身近な人には決して言えない
「心の闇メモ」について、ちょっと腹を抱えて笑った。
こういうネタ集めて、1冊の本にできないかなと思った。

やっぱり真言宗が気になる。
つうか、空海ね。
私が気になる理由の根源を知りたくて
「空海の風景」司馬遼太郎を買って読み始めたんだが、
む…難しい。

アマゾンレビューでは「初心者向け」とあったので
買ってみたものの、背景すらわかっていないので、
つっかえる、つっかえる。

そもそもこれではいかんと思って、
新たに買った本がこれまたムズい。
「般若心経秘鍵」と「三教指帰」。
空海の著作を現代口語訳してくれているんだけど、
ええと、ざっくりとしか理解できない。

やっぱ「まんが日本の歴史シリーズ 空海」とかから
入らないとダメかしら。

単純に言えば、
なぜ空海に惹かれるかというと、
「性欲を肯定している坊主」だから。
ただ、それだけなんだけどさ。

年末年始で終わるであろう、
私の中の「真言宗&空海ブーム」。

2012年は私の大好きな龍の年だ。
そしていよいよ不惑。
中途半端な年齢ではなく、
なんだか心地よい響きの四十である。

30代はいろいろとありすぎて、
えらく楽しかったけど、
40代はさらに楽しくなるのかと思うと、
身悶えるじゃねえか。

惑わない女になるべく、
部屋の大掃除をしてサッパリする。
この5年で初めてカーテンを洗う。
洗濯機がマックロに。

この汚れが己の業の深さだととらえよう。

みなさま、よいお年を。

Posted by 吉田潮 on 2011/12/30 at 11:58:29




2011/12/21
リセット

すっかり思い出したかのように呑み始める。

某日。
ご近所Sさんと幼馴染のYくんと飲む。
二丁目殿山。
Yくんが抱える大問題を肴にバーボンソーダ。

某日。
四谷荒木町。
お世話になっている編集Oさん、
美容クリニック関係のSさん&Nさんと
イケメンイタリアンvenite&音楽バーレトロクロスフューチャー。
ジョンソン&ジョンソンとジョクソウ(床ずれ)の話。
ワインしこたま→ラムロック。ときどき80年代洋楽。

某日。
連載でお世話になったCちゃんと
恵比寿「ビストロダルブル」。
その昔、西麻布にあった「土火土火」の系列店。
古民家改造系のしゃれた一軒家レストランで、
なかなかよかったんだけど、2年前になくなったそうだ。
ワイン飲んで、防犯について語り合う。
グラスワイン、レベル高ッうまッ!

某日。
阿佐ヶ谷。Mちゃんとカフェめぐりして
行きついたのが昭和風喫茶店。
焦げたナポリタンが懐かしい感じ。
来年4月にM10規模の地震が千葉・茨城に
くるという噂、風水的な間取りの話、
あと近づいちゃいけない呪われた人の話。

介護についても考える。

Mちゃんは同業者だが、ホントに話題が尽きない。
いつも気づくと3時間以上がたっている。
面白い話が連発なので、忘れないよう
キーワードを携帯にメモっておく。

本、出せばいいのにな、と思う。

某日。
イラストレーターのKちゃんとLちゃんと
ささやかな忘年会。二丁目小料理正。
Kちゃんいわく、干物屋の「干物コール」を作ったら?
とのアドバイス。作詞・作曲していただいたので、
フリツケ考えてみる。

♪干して 干されて 干されちゃ イヤイヤ

ホストコール風に

アートな常識がまったくない私は
東京新聞の山口晃画伯の名前を
今の今まで知らなかった。
ものすごく有名な方だったようで。

五木寛之の連載「親鸞」の挿絵。
毎日、その巧みさとウィットが素晴らしく
感動していたのだけれど、先日終わってしまったので残念。

ふたりに恋バナを聞いてみたかったのだが、
「おだやかで頭のいい人」
「メガネ男子」「今現在の岡村靖幸」
のキーワードしか覚えていない。

某日。
大問題抱えていたYくんが一度リセットのために帰郷。
Sさんと壮行会。四谷どげん。焼き鶏もりもり食べる。

この一週間で気づかされる。
「自分はこういう人間だから」というのは
言い訳であって、傲慢な証拠。それじゃ前に進まない。
言い訳する前に自分を変える勇気が必要。
すべての男女にささげる言葉。

ついでに夫が恋しい。
干物屋を頑張っているのだが、
「自分はこういう人間だから」と頑固に思っている人と
対立することが多く、へこんでいた。

「頑張って、って言ってほしくて電話しました」
と、なんてかわいい素直な夫。うんうん、ういヤツめ。
「無理して頑張れとは言わないが、私はあなたのやり方を信じてるよ」
と伝える。

夫は頑張りすぎちゃう精神的ドM体質だから、
あまりに尻をひっぱたきすぎるとエンストを起こすに違いない。

「頑張るのは私とセックスするときだけでいいよ」
と心の中で思いながら。

Posted by 吉田潮 on 2011/12/21 at 12:00:07




2011/12/16
イタダキモノ

ライターの先輩、Aさんから
うれしいプレゼント。

レトロでかわいい

なんと、中身は超高級みかん。
甘くて薄皮でちょっと別格!

愛媛の真穴みかんで
その名も「貴賓」。
上品で、しかも美味。さすがセンスのいいAさんである。

もうひとつ。
いっきょんちゃんからうれしいクリスマスプレゼントが届く。
手作りカード、完成度高し!
手先の器用ないっきょんちゃんならではの
手作りカードに、
岡村靖幸の「太陽の破片」CDである。

気持ちの伝わるプレゼントが、
すごくうれしかった。

私もこういうプレゼントができる大人になりたいものだ。

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今年の読みおさめ予定。

●司馬遼太郎「空海の風景」
真言宗について知りたくなったので、初心者向けには
何がいいかしらと思い、甘損でレビュー検索して購入。
歴史をあまりわかっていないムチムチなので、
空海、つまり弘法大師は「男色の開祖」くらいしか知らない。
でもなんか、今考えてみると、
私は真言宗に向いている気がする。

●村山由佳「放蕩記」
放蕩記は「母と娘の嫌悪感」について。
私は母に「女特有の生理的嫌悪感」を一度も持ったことがない。
むしろすがすがしいくらいに他人事なのだけれど、
「母と娘」の関係性に悩む女性は少なくない。
そういう人にオススメ。

Posted by 吉田潮 on 2011/12/16 at 14:08:39




2011/12/15
アサ芸の小向美奈子

小向の爆乳は必見
今売りのアサ芸で「女子アナ」について
コメントしてます。

届いて、興奮したのは小向美奈子の袋とじ。
さっそくビリビリ破っちゃった。
しかも全員プDVDレゼントとあるから
「あら!応募しようかしら?」と思ったら
1枚4000円もするのね…。

いつもならアサ芸の袋とじとか
あんまり興味がなくて開かないんだけど、
小向美奈子はなんだか迫力と業があって、
本当にエロいなと思った次第。

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千葉の奥地で取材があったため、
帰りに船橋の実家へ寄った。

姉のところの猫2匹が疎開していて
(冬は寒いので実家に避難する)、
こたつのなかに丸まってた。

で、そのうちの1匹がどう見ても柄本明似。
ますます柄本、どんどん明。
「あ"〜」とかすれた声で鳴くのが特徴。
すごくかわいい。

もう一匹はちょっと野性味あふれる下半身デブ。
毛が短めで、チクチクしていて、キウイみたいだ。
この子はほとんど声を発しない。
体臭が独特でいとおしい。

うちのキクのように毛並みが豊かで
体格も骨格もしっかりしている猫に慣れているせいか、
この2匹がとても小さく切ない生き物に見える。

そして久しぶりに両親とメシを食い、
猫同様、小さくて切ない生き物に見えた。

Posted by 吉田潮 on 2011/12/15 at 09:29:57




2011/12/11
真田の忍び女

大学時代の唯一の友人Mが
長野県上田にいる。

彼女のご両親と会ったのは10年以上前。
前に結婚していたときに元夫と遊びに行かせてもらい、
泊めてもらった。

久しぶりにお邪魔する。
お父さんが今年亡くなられたので、
ちゃんとごあいさつに行こうと思った。

ずうずうしくも
ご両親の名前を勝手に呼び捨てにしていた私。
Sすけ&T枝。いいご夫婦だった。

Mとはかれこれ20年の付き合いだ。
同じ学部で別のクラスだったが、
唯一波長があった友達だ。

卒業後
私が点々と流浪&波乱万丈の人生を過ごしていても
彼女はいつも変わらずに付き合ってくれた。
離れていても、まったく別の仕事をしていても、
基本的に「性が合う」。

私が結婚しようが離婚しようが乱心しようが、
常に変わらず接してくれるのがうれしい。

で、上田へ。
まずは彼女の親方様である真田幸村の像に敬礼。
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といっても真田の末裔でもなんでもないのだが、
Mは自分のことを「真田の忍びで身も心も親方様に捧げた女」
の生まれ変わりだと豪語する。

忍びの女は真田幸村に身をささげ、
その後は忍びとしてお家繁栄のために身を粉にした。
いや、身を粉にしなくてもいいから…。

私は池波正太郎も真田太平記も上田城もまったく興味がなく、
大変申し訳ないのだが、真田ファンにはたまらない土地なのだそうだ。

私のリクエスト「おしぼりうどん」を食べに
隣の坂城町へ。

おしぼりうどんとは、辛みの強いねずみ大根の
おろししぼり汁にうどんをつけて食べる。
激辛と口コミで書いてあったが、
味噌を溶いてつけると甘辛風味がうまい!
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引き続き、私のリクエストである
クルミおはぎが有名な前山寺へ。
ところが…残念。クルミおはぎは11月末で終了していた涙。

前山寺は真言宗の智山派。
友人Mも私の実家も、菩提寺は同じ真言宗の智山派。
これは呼ばれた気がしている。
で、これは前山寺の三重塔。
未完成の完成の塔と言われているらしい。
シンプルで質素でデザイン性が高い。
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前山寺の近くにはカワイイ野良猫たち。
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その後、無言館(戦死した美大生や画家たちのデッサンや作品を収納)で
「もっとも戦争なんかに行きたくなかった人たちの遺作」を見る。

友人Mのおすすめ、喜八のどら焼きを食べようと
行ったのだが、売り切れていた。
今回、食べ物は空振りが多い。
たぶんまた上田にこい、ということなのだろう。

古い商店を改装したおしゃれカフェで
だらだらと募る話をして、
Mが私にプレゼントを買ってくれた。
それがコレ。
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シュール!
こうのとりの首にかかる嬰児の遺体?(笑)
子宝祈願の私に最高のプレゼントである。

で、夜はM宅にて、Mのお姉さんとガキンチョたちと宴会。
理知的な兄とフワフワかわいい弟。

Mいわく、「世界一おいしい」と評判の
日昌亭の焼きそばをいただく。
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翌日。
Mは日曜日も仕事があり、数時間留守に。
その間、M母のT枝とこたつでぬくぬくしながら
いろいろな話をする。
ギンダラとごはんとみそ汁をいただきながら、
ふたりでいろいろな話。

私の母といてもこんなに話が続かない。
なんだか私の第三の故郷がここのような気がしてきた。

T枝は天然ボケのかわいい人なので、
なんだか女子高生と話しているような気分で、
楽しかった♪

その後、T枝と近所を散策し、
上田の山の手住宅街を堪能する。
建坪40坪は当たり前、つうか狭いほうだという。

太郎山のふもとで、高台のこのあたりは
立派なおうちがたくさん。
しかも天災がほとんどなく、
地震も川の氾濫もがけ崩れも浸水も何もない。
浅間山が噴火してもこっちには流れてこないんだとか。

今度大きな地震がおきて、
新宿も千葉も静岡もダメになったら、
上田に疎開しようと心に決める。

Mが仕事から帰ってきたので
地蔵温泉じっぷくの湯へ。
ぬるめの透明なお湯で、結構芯から温まった。

松代のかりんとう饅頭を買って帰宅し、
3人でそばや「草笛」へ。

クルミのクリーミーなたれにつけて
コシの強いおそばをいただく。
草笛のそばはかなり大盛り。

M家にすっかりどっぷりお世話になり、
新幹線で帰宅。1時間ちょっとで着くのだから、
第三の故郷、確定である。






Posted by 吉田潮 on 2011/12/11 at 22:50:59




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