2013/09/13
思い立ったが福島

ミュージアムグッズは微妙だった…
行きたい、行きたいと思っていた
プライスコレクション「若冲が来てくれました」。
東日本大震災復興支援の展示会。

プライスさんという金持ちがもっている
江戸時代の日本画コレクションは、
ちょっと前にも日本に来たらしい。
が、恥ずかしながら詳しく知らなかった。

今回の企画展はプライスさんが
復興支援になれば、と無償で展示をさせてくれた
というわけだ。

宮城、岩手、福島の3県の美術館で
順繰りに開催。
で、いちばん近い福島へ日帰りで。
イクゼ、フクシマ。やまびこ乗って〜♪こりゃたまらんらん

驚いたのは東北新幹線、結構混んでる。
リーマン風の人がたくさん。
東北復興に向けて、ものすごくたくさんの人と企業が
動いているのだと感慨深く思う。

が、隣のオジサマの香水が異様にキツイ。
押し寿司の酢メシ臭と私の体臭で対抗しようとしたが、
香水のほうが強かった。
普段ふっと嗅ぐだけなら心地よい素敵な香りなのだが、
隣にいて1時間半どっぷりだと鼻もげるわ。

しかも暑いのか、扇子でパタパタとあおぐオジサマ。
普通、扇子の風が人に当たらないようにあおぐよな。
私に向けて扇子をパタパタするもんだから、
香水臭が常に風上から襲ってくる。
スメルハラスメント。

いや、待てよ、もしや私が汗臭かったのかな。
オジサマも「隣のオバサンが汗臭くて、扇子攻撃してやった」
と今頃ツイッターでつぶやいているに違いない。

で、そもそも。
なんで伊藤若冲に興味をもったのかというと、
虎の絵を見たときに、うちの猫に似てたから。
よくよく見ると、その1本1本の毛がまるで生きているような、
精巧な筆さばき。
うわあ、これ本物を観てみたいなぁと思ったのがきっかけだ。

で、若冲がメインだけれども、
そのほかの琳派の画家の作品とか、いろいろな画家の
いろいろな作品があるわけで。

心惹かれるのは動物の絵、
そして、超こまかーい鳥瞰図みたいなヤツ。
じっくりねっとり観たかったんだけど、
とにかく人人人人人。
近くでじっくり観たくても、私のような巨体が
かぶりついて観ていると、邪魔だよなぁ。
つうか、高齢女性たちがぼんぼこぶつかってくるし。
大人になって、さっくり鑑賞。

やっぱり虎の絵はすごかった。
いや、若冲はホンモノの虎を見たことないんだけどさ。
中国の画家が描いた絵を見て、描いたんだそうな。
可愛い虎なんだけど、獰猛&剛毛な感じがして。
うちの猫そっくり。

若冲は女というか雌が嫌いなんじゃないかな。
なんとなく、どの絵でも、
雄をメインにして、雌をものすごくジャケンに、
というか、脇役にする。
根本的に雌に対する思い入れが薄いんだと思った。

その代り、雄鶏の絵なんかもう素晴らしく雄々しくて。
黒って単純な色じゃないんだと、
ホンモノを生で見て、思ったわ。

展示の方法はもうちょっと導線を考えてほしいなと
思ったりしたが、福島県立美術館の限界なのかもしれない。
とはいえ、新幹線で行っただけの価値があったと思う。

福島駅で福島県名物を!といきり立ち、
ままどおる、かりんと饅頭、かあちゃん漬け・とうちゃん漬けをオトナ買い。

ままどおるは、どこにでもあるような
黄身餡のお菓子なんだけど、
あったらあったでモリモリ食べちゃう銘菓。
箱で買ったら、1個おまけで入れてくれるのがうれしい。
当然、新幹線の中で3口で食い散らかした。

かりんと饅頭は試食したら、
なんだか焦げ臭いんだけど、それがちょっとアクセント。
かりっとしてないんだけど、これはこれでアリかなと。

かあちゃん漬け・とうちゃん漬けは謎のきゅうりの漬物。
明日、夫が我が家に来るので毒見させてから食べよう。

帰りの新幹線。
つばさとやまびこをドッキングさせるシーンを
初めて見た。
新幹線の先端で、結構細くなってる部分同士を
つなげるので、なんだかドキドキする。なんでかしら。

福島は意外と近い。東京から1時間半。
それでも静岡より遠いのかぁ。
金額もそこそこかかった。
東北地方は思っている以上に縦に長い!

昔、学生の頃、バイクで
東北の夏祭り制覇一人旅を敢行したことを思い出した。
東北自動車道で1日で盛岡までぶっとばしたんだよなぁ。
あんときは若かったなぁ…。
岩手さんさ祭り→青森ねぶた祭り・弘前ねぷた祭り
→秋田竿灯祭り→山形花笠祭り→仙台七夕のコース。
祭りの日程に合わせて動くから、きつかったなぁ。
金もなかったし。

いま、その日に思い立って福島とか行っちゃうことができる。
大人になったんだなぁと思ったりする。
お金とか時間の使い方が贅沢になったというか、
緩慢になったというか。

そんなわけで、8月9月はすごくのんびりできた。
10月からはゴリゴリ働こう。
ありがたいことに仕事が
どどどっとまとまって襲ってきそうな予定。

Posted by 吉田潮 on 2013/09/13 at 23:17:33




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