2013/05/29
泣ける仕事

以前から
伊藤比呂美さんの本がわりと好きで、
本を読んで、泣けて、
幸運にもインタビュー取材でお会いする機会を得て、
お話を聞いて、
テープ起こしして、泣けて、
原稿書いて、また泣けて…

なんて経験は初めてだ。
素敵な言葉を美しい順列で話し、
本当に心にしみいる話し方をする人だった。

泣ける仕事ってそうそうないよなぁ。
悔し泣きとかは若いころにあったけれど。
ありがたいことだよなぁ。
心の奥底に張ってある糸をピョロンとつままれて
涙がツーッと出る感じ。

そんなこんなでひとつずつ仕事を終わらせていく。
ひとつが終わればまたひとつ始まる。
同時進行はキツイけれど、多少の気分転換にはなる。
次元の異なる話であればあるほど。
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姉と電話で
女性器の呼称について話した。

自分にとって自然な呼称は、まんこだけど、
出版界では依然として伏せ字になる。
伏せ字にすると俄然いかがわしくなる。

まんこ → ま●こ

ちんこの場合はいかされたり、伏せ字になったり、いろいろ。
でもちんこはわりと生存率が高いのに、
まんこは死亡率が高い。

呼び名問題はもう半世紀以上前から
討議されてきたことなんだろうけれど、
議論しつくして疲れて結局「おのおのにまかせる」
となったわけだ。それでもまんこは伏せ字の憂き目に遭う。必ず。

ワレメっていうのも自分の感覚じゃない。
アソコっていうのもドコ?って感じ。
女陰っていうのも、ニョイン?ジョイン?
join us!とか叫んじゃったりして。
バギナとかバジャイナってのもねえ、日本語じゃないし。
恥裂とか痴裂はちょいSM入ってる感じ。
世界の裂け目とか?世界の始まりとか?
男性が言うみたいに「私の愚娘がね」ってのもなぁ。

たぶんもっと細分化すれば
陰核とか小陰唇とか大陰唇とか尿道口とかわかりやすいんだけど。
全体を表すってのがねえ。

漫画「臨死!!江古田ちゃん」では
「まんまんちゃま」と斬新な名前になっていたっけ。
方言ではいろいろとあるんだろうな。
ぼぼ、ほと、ほーみー、とかとか。
他の呼び名があったら教えてほしい。

そういえば今読み始めた中上健次の「千年の愉楽」では
セックスのことを「ベベする」と書いてあった。
ベベする、っていいなぁ。なんか本当にべべするって印象。
セックスは性交とか、まぐわうとか、いろいろあるし、
そのいろいろがわりとちゃんと文字になる。

どうしたら文字印刷媒体できちんと掲載されて
違和感のない、素敵な呼称となるのだろうか。

Posted by 吉田潮 on 2013/05/29 at 19:54:14




2013/05/27
スペイン

決めた。8月にスペインへ行く。
コモエスタウステの陽気な国へ。

仕事がたてこんで廃人みたいな生活を
送っている場合じゃない。
すべてを片付けて、ダリの美術館へ行くのだ!
つうことで6月7月をいかに効率よく
テキパキワサワサ終わらせるか。

友人がふざけて作った詩を
意外にも気に入っている。

「ダンボール」
茶色くて
かたくて
ただの紙なのに
強くて
便利で
燃えるゴミにもなる
ダンボールは
まるで
人間みたいだな

所詮人間は燃えるゴミになるんだよな。
もにょもにょ悩む前に
燃えやすくなろうかと。

原稿がぐぐぐと詰まって、気づいたら座りっぱなしで
肉の塊と化している毎日。
ほぐすためにもほぼ毎日歩き始めた。
約7kmを1時間。
おかげで足の裏の皮がベロベロに剥けたり、
股関節や腰がゴキュゴキュ鳴るようになった。

美容整体の先生から教わった
V字歩行。つまさきをV字に開いて歩く。
外旋気味の股関節を内旋に矯正してくれる。
これでモリマン解消につながるという。

ちっとも痩せないし、日に焼けて黒くなるけれど、
もう二度と転ばない体のために。

こうして人間は燃えやすいゴミへと。



Posted by 吉田潮 on 2013/05/27 at 11:58:07




2013/05/12
小説野性時代

ちょこっと原稿書かせていただきました。
文芸誌では初仕事かも!!
男性向けセックスレス改善ネタです。
小向美奈子の朗読…

若くてキレイな男にモテモテのMさん。
その秘訣は精神力の強さとすがすがしさだと思う。
見た目どうこうだの、美魔女だの
そういう表面的なところではなく、
ほとばしる若さとしなやかさって大事なんだな。
勝手な決めつけをして自縄自縛してしまう私に
カツを入れてくれた。

夫が来るときは確実にメシ玉を用意する。
数日いるときはカレーとか煮込み系鍋ドカーンもの。
1日しかいないときは、シーチキンのおむすび。

なぜなら夫は早起き。4時くらいには目が覚めて
モソモソと動きだし、5時くらいには
「腹減った…」とつぶやきだす。
私はあまちゃんとともに起床する生活なので、
それからでは夫が餓死してしまう。

ということで前夜から5合分のメシ玉(おむすび)をこしらえておいた。
合計11個。私は手がデカイので1個1個もデカイ。
シーチキンマヨネーズ万能ねぎ入り、梅干し、おかかの3種類。

翌朝8時には2個しか残っていなかった。
中学生男子のような食欲の48歳。
メシさえあればなんとかなる単純な48歳。
メシさえこしらえておけば
セックスもできるって算段だ。

メシ玉9個分のオーガズムをこちらもいただきました。げふ。

Posted by 吉田潮 on 2013/05/12 at 12:07:07




2013/05/09
残念

私にとって夫の外見は理想の男。
背が高くてガタイがいいし、
骨が何よりも強くて、骨格がしっかりしている。
顔も濃厚で、毛深くて、男性ホルモン活性がうかがえる。
大事なところ、チンコもデカイ。

ただひとつだけ、
この前、気づいたこと。

声が低音、バリトンボイスだったらパーフェクト。
街を歩いていて、低い声は耳にいいなと思うし、
私自身が低くて、夜明けのオカマ声なので、
夫の声も低かったら完璧だなと、ふと思った。

で、夫の声は誰に似ているかと考えたとき、
テレビから聞こえる声にハッとした。

バイきんぐの小峠だった。
「なんなんだっ!」
って声がうっすら夫の声に似ていた…。

Posted by 吉田潮 on 2013/05/09 at 12:19:41




2013/05/08
おむすび

ふと思い出した。
小学生中学生のときの弁当。

友達のお弁当には黄色い卵焼きに
赤いウインナー(切れ目がキレイに入ったやつorタコさん)、
緑の野菜などが配されていて、
おむすびはラップやアルミで1個1個包まれていた。

が、私の母は
ウインナーといえばシャウエッセン系の
ごんぶと&無着色。デザイン切れ目もナシ。
まんまドーンと入っていた。
卵焼きはなんだか茶色くてしみったれている。
しかも、おむすびは竹の皮に包まれていた。
本格的な竹の皮か、うすくカンナで削ったような
あきらかに樹木系の皮。
2個あるいは3個を包むので、必ず形が崩れている。
しかも食べるときに手が汚れる。

友達にいわれた。「日本昔話みたいだね」って。

母は母なりに本格派で着色料とか防腐とか
いろいろと考えてくれていたのだろうけれど、
見てくれをもっとも気にする思春期には
なかなかのハードルだった。

今でこそ竹皮で包んだおむすびなんて
オサレ系に属するんだけど、
当時は異端児。

コロッケだって、友達たちのコロッケはなんだかかわいくて、
コーンとか入っていて、小さいオサレな形。
たぶんニチレイとか雪印とかの流行の冷凍食品。
ハンバーグだって小さくて、かわいらしい。

でも私のコロッケはドーンと小判型の大判そのまんまで、
生協のコロッケそのまんま。
ハンバーグに至っては、どす黒く焦げた色に近いハンバーグが
ボンッと入っていて、手作りなのはわかるけど、
もうちょっと憂いと可愛げのある弁当だったらなぁ、と当時は思った。

ときには飯の上に豚の生姜焼き(切らずにドーン)を
敷き詰めただけの肉弁(でも美味しかったし一番の好物だったけど)

色気とか可愛げとか一切なくて、質実剛健弁当。
思えば、食べ物への敬意を感じる弁当だったなぁと。

姉は納豆が好きだと言ったら、弁当に納豆を入れられて
ブチキレた(暴れた)過去がある。

なんというか、母は武士っぽいというかサムライっぽかったな。
なので、今のキャラ弁が到底信じられない。

Posted by 吉田潮 on 2013/05/08 at 17:41:47




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