2012/08/16
自然界最強は植物

某日。
姉の住んでいる田舎へ墓参り。
姉がしっかりと墓掃除してくれているため、
墓はとてもキレイだった。
花と線香を添えて、
「この墓に入れなくなりました」と報告。

姉がつくったゴーヤと豚肉の炒め物やら、
焼きナスやらをごちそうになり、
オリンピック観戦。
新体操やシンクロにおけるロシアの素晴らしさ!
美しさを競う競技は、なんというか、東欧系、元共産圏が強い。
そこはかとない美しさと極貧に耐え忍んできた強さ、
みたいなものが出るのだろうか。

翌日、一宿一飯の恩義と思って、草むしりをするも、
1時間でめまいが。顔やら鎖骨まで蚊に食われ、
頭皮から流れ出る汗に「これ以上は危険」と自主判断。
スイカをごちそうになり、バスで帰ってくる。

姉の家の中には守り神であるアシタカグモが数匹いた。
サイズは私の握りこぶし大。直径でいえば15センチくらい。
そのうちの一匹は飼い猫に追いかけられて、
うっかり私の脚の上を通過。
サカサカサカーッという軽い感触におびえる私。
それでも姉は殺さない。守り神だから。

ふと壁を見ると、巨大なゴキブリやら蛾やら。虫天国。私には地獄。
それも姉は放置。アシタカ様がそのうち食べてくれるから、とのこと。
虫と共存する姉がちょっと神々しい。

新宿の我が家は
外から聞こえてくるのは救急車やパトカーのサイレン。
けたたましい騒音にも慣れている。
姉の家はとにかく虫の音。カナカナカナとかスイッチョンとかジーとか。
その膨大な種類と音量には圧倒される。

生ごみから勝手に成長する農作物。
むしってもむしっても生えてくる雑草。
人間は実はもっとも繁殖力の弱い生物で、
植物のずうずうしさ、生命力にはかなわない。
植物の恐るべしポテンシャルに打ちのめされる。

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某日。
オリンピックの
すがすがしい、爽やかな、感動感涙の世界に
食傷気味になったところで、関根勤の「カンコンキン」を観に行く。

シモネタ、というか、中2男子のようなネタてんこもり。
おっぱい、ちんこ、キンタマを連呼するラッキィ池田。
テレビでは絶対観られない関根勤・麻里の毒毒毒。
アマンダの揺れるお尻。
ずん・飯尾の控え目で滑らかな舌。
ずん・やすの復活(フジテレビで大けがしたんだけど、無事に復帰)。

腹抱えて笑いすぎて、笑い疲れた。口角が筋肉痛。
しかも千秋楽は5時間。これで7000円は安すぎる。

毎年Mちゃんがとてもいい席をとってくれるので、
今年で3回目。やっぱり千秋楽がいちばんおもしろいらしい。
お盆ですいている百人町界隈で
サムギョプサルほおばりながら、Mちゃんの恋愛事情にダメだし。

来年も楽しみだ。
毎回恒例のパンフレット「軍人魂」略してグンタマ
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某日。
夫が休みをもらえたので新宿に来た。
ボーボーに伸びた頭をバリカンでジョリジョリ刈る。
結構、楽しい。違うところの毛も剃りたい衝動に駆られる。

うちの猫・キクラゲは夫に対して、異なる声色を使う。
私に対しては「ニャー」なんだが、
夫に対してはなぜか「ぶぅー」と鳴く。
演歌のこぶし効かせた感じ?
特別な愛情を抱いているんだろうとわかるんだが、
「ぶぅー」の声はちょっと不満げに聞こえる。
夫は「おれがキクにとっては最下層の下僕だから、ぶぅーっなんだと思う」
と言う。

安心して。私にとっても最下層の下僕だから。

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某日。
ご近所Sさんが鴨汁を作って持ってきてくれる。
ネギと鴨を焼いて投入したつゆにソバをつけていただく。
うまい。そのへんの蕎麦屋よりも断然うまい。
「アスリートって昔はブスばっかだったけど、今はみんなカワイイね」
と驚くSさん。激しく同意。
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某日。
久しぶりに親友Yと一献。
出産後、夜の街に出ていなかったY。
しゃっちょこばった韓国料理を食べた後、
新宿三丁目で適当な店を探す。

適度に薄暗くて、客もまばらで、
涼しくて、タバコが吸えて、店員が余計なこと言わない店。
それが理想の「適当な」バー。
たまたま入った店がまさにその手の店で、感動した。

若くてカワイイママひとりでやっているが、
余計なことを一切しゃべらず、放置しておいてくれる。
その割に、酒が空になったり、灰皿が盛り上がると、
すーっと近寄ってきて、替えてくれる。
居心地のいいバーだった。

Yとうっかり積もり積もる話をしていたら1時になってしまった。

Posted by 吉田潮 on 2012/08/16 at 11:26:54




2012/08/06
墓参りツアー

親友Mちゃんの父方の墓参りへ
なぜかずうずうしく便乗同行。
というのも、島根県だから。

あまりご縁がなくて行っていない島根。

行ってみたら、とにかく暑い。
気温自体は新宿のほうが暑そうだけど、
なんというか、日差しがとんでもなく強い。

出雲空港に降り立った時点で
肌が30%日焼け。
印刷でいえば、スミ30%増す、みたいな。

地名もなじみがないために、読めないのが新鮮。

墓参りと言いながらも私はダラダラと飲み、食べ、
すっかり朝寝。起きたら朝ごはんができていた。

めちゃくちゃうまいスイカを食べたり、
新鮮なお刺身をたくさん食べたり、
なぜか江津のカラオケで熱唱&踊りまくるMちゃんを
囃し立てたり、異常に楽しかった。

何よりもすごいのがプライベートビーチ。
人がいない、小さな入り江があって、
Mちゃんの従兄夫妻が教えてくれた。

怪しげな密漁者(たぶん広島方面から来た)はいたが、
浮き輪とシュノーケルで泳ぎまくり。
背面だけが焦げたように黒くなる。

温泉津(ゆのつ)温泉に泊まり、
しょっぱくて熱い湯にもつかる。
ひなびた温泉街で、そこはかとなく昭和のニオイ。
いい温泉だった。

観光は、今回はちょっと蔑ろ。
道の駅好きなMちゃんと私は道すがら停車して
いろいろなモノ、余計なモノなど買い込む。
素朴なかりんとう、固めのワカメみたいなしぼり芽など。

石見銀山も行ってはみたが、あまりの暑さに断念。
出雲大社もひとまずその壮大さを体感したものの、
とにかく暑さで体が焦げ始める。
さらっと観光して、出雲そばをすすりこんで、退散。

うっすら気づいたのは、
島根県民は欲がない、ということ。
駐車場の数、観光客の導線、すべてがいちいち手際悪くて、
もったいない、と思ってしまった。
神いずる地なのに、人をウエルカムする体制と色気が足りない。

でも、島根県、好きになった。
高知と大阪の次に好きかな。

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今度は夫の実家の墓参り。
夫の実家の墓イコール私の入る墓、
なのだが、ずっと墓参りをしていなかった。

実家から3分のお寺さんはすごくきれいで、
墓掃除グッズも充実のラインナップ。

花を買っていったんだが、分量が足らずに
みすぼらしくなってしまった。ご先祖様お許しを。

水をかけて雑巾で拭きとり、墓石を磨く。
「私もココに入れてくださいませ」と唱えながら。

そのくせ、義母には朝ごはんも晩御飯も作ってもらい、
VIP待遇がやめられなくなっている、ずうずうしい嫁。
今回も朝はアジの干物、夜はサクラエビのかき揚げ。
相変わらずおいしくて豪華なラインナップ。

最近、暑すぎてごはんたくのもめんどくさく、
納豆にワカメとちりめんじゃことトマトをぶっこんで
どんぶりに入れて、ドレッシングかけて胃袋に流し込む
という食生活が続いていた。

暑い、クーラーのない台所で揚げ物をしてくれた
義母に感謝と畏怖の念。

清水では港まつりが開催中だった。
かっぽれ踊りってのを夫と観に行ったのだが、
宇崎竜童の歌に合わせて清水区民が練り踊る祭り。

夫いわく「来年はもうみなくていい」。
なんか町民参加型のコンテスト的祭りで、
新宿でいえばエイサー祭り、みたいな?
商業的なので、病院とかJAとか職場の仲間で
参加している人も多い。
当然、踊りにやる気のない人も数名。

微妙に肌の露出が多く、化粧の濃い、若い、
髪が茶色くて盛りヘアの女子チームも出ていて、
キャバクラも参加してるんだなぁとしみじみ。

逆に、踊りひとすじ、みたいな年輩女性のチームもあり、
そこは一糸乱れぬ踊りっぷり。

いろいろな温度差のある祭りのようで。
でも数曲をちゃんと踊り覚えている清水区民。すごい。
清水に行ってもあたしはやらんが。

最終日は清水港で打ち上げ花火。
これが結構な数で、しかも低い位置。
いろいろな花火を観たけれど、こんなに低くて近いのは初めて。
なかなか見ごたえのある花火だった。
来年は清水駅の広場でビール飲みながら全部観たい。

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つうことで、墓参りと称してちゃっかり観光。
Mちゃんとこは浄土真宗、
夫の実家は日蓮宗(金儲け主義の新興宗教じゃない、本流のほうね)。

忘れちゃいけない、うちの実家は真言宗。
千葉の山奥の墓地へぼちぼち行かないと。
今週中に墓参りへ行く予定。

ただし、観光はゼロ。
千葉の奥地の墓地には姉が待っている。
農業奴隷として炎天下の中、水まきや草むしりをやらされそうだ。
また焦げる夏。




Posted by 吉田潮 on 2012/08/06 at 13:42:21




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