2011/06/29
デンデラ

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映画「デンデラ」、ものすごくよかった。
原作が面白かっただけに、
映画はどれだけトンチキになるかと思ってたんだが、
とんでもない。素晴らしい作品だった。

もちろん原作とはいろいろな点が違って、
壮絶さとか、対比の美学とかが薄れてはいるんだけど、
映画は映画で完成形だと驚かされた。

佐藤友哉の原作を読んでない人も
読んだ人も、ぜひ映画館へ。
しかも1000円。

「キャタピラー」で日本映画を見直し、
「デンデラ」でさらに感動。
日本の映画も捨てたもんじゃない。
お金を払う価値がある!

姉といっしょに観て、
ふたりで涙ぐんだりして。
40女がふたりで泣く作品だよ?!
そんな作品はそうそうない。

気のせいか、映画館内には
アラ還の女性たち(予想)が多かった。

ついでに言えば、
深沢七郎の「楢山節考」もぜひ読んでほしい名作。

Posted by 吉田潮 on 2011/06/29 at 17:53:49




2011/06/26
反社会勢力ではない証拠

家のローン支払いの銀行へ
口座名義変更手続きに行く。

「こちらに署名を」と言われて
何気なく読んでみたら
「反社会勢力ではないことを誓う誓約書」
だった。

潮「反社会勢力って…なんすかねぇ?」
係「暴力団とかそういう類の団体ってことです」
潮「あ、はぁ…」

暴力団とは一切関係がないけど、
反社会勢力って言われるとなんだか素直にハイって
言えない自分がいるのはなぜかしら?

新興宗教団体はOKで、ヤクザはNG。
でもやってることは同じなのにねぇ…。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて、ここ数日はすっかり不妊治療の虜である。
今、趣味を聞かれたら間違いなく
「不妊治療です」あるいは「生殖医療を少々…」
と答えるであろう。

で、受精卵がどうなったかというと、
一応4つの卵に施してくれたのだが、
ぶっかけ方式の2つはうまく育たなかった。
顕微授精(顕微のほうが受精じゃなくて授精
なんだよね。人の手が加わるから?)
の2つは一応、着々と分裂をしている模様。

なので、そのうちの活きのいいほうを
子宮に移植してきた。

団鬼六先生の「花と蛇」では
主人公の静子夫人が無理やり人工受精させられるという
責めがあったっけねぇ…。

で、もうひとつの受精卵は
このまま培養を続けて、うまくいけば
胚盤胞という状態で冷凍保存が可能になる。

今回の移植が失敗しても、
この冷凍保存がいれば、もう一回移植ができるっちゅう
算段である。

無事に育つかどうかは後日電話で確認。
今は子宮に埋め込まれた卵が
しっかり育つことを願うのみ。

友人が名づけてくれた受精卵名は珠(タマ)ちゃん。
胚珠は中国語で植物の卵子という意味だそうで。

培養中のは添(テン)ちゃん。
中国語の方言で子供が生まれるという意味だそうで。

基本的に私の体に宿るモノには
名づけるクセがある。
円形脱毛症もいまだに存在している。2つ。
途中からあまりにも多くて、
名前を付けるのが面倒になったから
ハゲ名づけグセは廃止した。
いま、彼らに名前はない。

で、
なんとなく安静にしておこうと、ツンドクだった本に着手。
姫野カオルコ「結婚は人生の墓場か?」
沼田まほかる「猫鳴り」
沼田まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち」
石田智基「男性不妊症」
岩崎純一「私には女性の排卵が見える」

先日読んだ「デンデラ」の映画が
いよいよ公開された。
今週、姉と観に行く予定だ。
今のところこれが唯一の愉しみに。

あ、愉しみと言えば…
7月に永岡書店から第二弾の文庫本が出ます。
「40歳から極める新・大人の歓び 性感を高めて絶頂感にひたる至上の愛撫と体位」
今回もタイトルを覚えられないくらい長いんだが、
ぜひよろしくお願いします♪

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Posted by 吉田潮 on 2011/06/26 at 19:34:53




2011/06/24
不妊治療ようやく始まる

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不妊治療ってなぜか重苦しい、あまり口にしてはいけない
領域のようにとらえている人がいるんだけど、
前向きに大金払ってまで子供をほしいという欲望は
悪くないと思っている。

私自身は来年4月で40歳になるので、
年内に孕まなかったら、きっぱり止めて、
子供のいない人生を堪能しようと心に決めた。

先日、母親と話していて、
「あんた、子供嫌いなのにどうしてそんなに欲しいの?」
と言われた。
「子供は嫌いだけど、可能性があるならば
金を費やしてでも経験してみたい」
と話した。
母は「私も子供が大嫌い。キーキー騒いでるのを見るだけで
眉間にしわが寄る」
と漏らした。

母性って女に先天的に備わっている機能のように言われるけど、
押しつけがましい母性にうんざりしている女も数多い。
うちの母のように
子供が嫌いでも子供を育てることはできるし、
母である前に自分という人間を大切にする姿勢は
私も踏襲したいなと思う。

そんなわけで、
やっと排卵誘発剤だのケツボルタレンだのを終え、
いざ採卵。

オペ室は超音波画像を見るために薄暗く、
照明だけが煌々とマンコを照らす仕組み。
実は結構緊張した。

若い看護師さんが私の手をぎゅっと握ってくれたのが
なんだかとても安心した。

極細の針で腟を通して、腹膜を突き破り、
卵を吸い取るんだが、
なんつうか、いやーな鈍痛が腹の中に広がる。
あきらかに今、腹膜刺しましたね、という
感覚がわかる。

オペ室では複数のスタッフさんが声かけしながら、
私の名前と卵の数だかなんだかを数えている。
こっちも真剣だけど、向こうも真剣。

だって、人の命の源をあずかってるワケだから。

腟にガーゼをぎゅぎゅっと詰め込まれて終了。
採卵自体はものの5分程度。

しばらく安静にして、自分でこのガーゼを引き抜く。
大判のハンカチ2枚分くらい。
引き抜いているうちに意外と大きいガーゼだったと驚く。
手品で口から万国旗をニョロニョロ出すヤツ、あんな感じ。

マンコから万国旗が出てきたらそれはそれで面白いなあと
引き抜きながら大笑いした。実際は血のついたガーゼなんだけどさ。

で、その後、培養士の話を聞く。
今回とれた卵の状態と数、
受精方法についての説明。

4個とれたが、そのうち1個は未熟で役立たずっぽい。
で、3個に受精を施すことに。うち2個は顕微授精、
残り1個はぶっかけ方式で。

うまく育てば明日いよいよタネツケである。
とはいえ、もうここからはわれらの力が及ぶところではない。
ふたりでカレーを食って帰ってきた。

で、「キックアス」「借りぐらしのアリエッティ」を観る。
キックアス、最低の悪趣味なんだけど、おおいに笑えた。
アリエッティはドールハウスの懐古趣味をくすぐる作品。

夜はつばめグリルでハンブルグステーキ♪
肉食っておかないとな。



Posted by 吉田潮 on 2011/06/24 at 10:37:01




2011/06/21
排卵を誘発しといて止める

ただいま、絶賛、不妊治療中!!
つうことで血液検査の結果次第で
ここ数日のスケジュールが決まるという
むずがゆい状態。

飲み薬と点鼻薬の
排卵誘発剤を仕込んでおきながら、
突発的な排卵を防ぐために
ケツの穴にボルタレン(鎮痛座薬)を仕込む
というものすごい裏技をするのである。
しかも時間帯が決められている。
夜の11時と12時とかね。

コレを聞いてたまげたというか
思わず笑ってしまったのだけれど、
それくらい排卵のタイミングをとらえるのって難しいのねぇ。

この際なので、夫に
ボルタレンを挿入していただき、
「プレイ」として楽しもうとほくそえんだ次第♪

とはいえ、これだけやっても
いいタマゴが採れない場合もあるし、
受精卵ができない場合もあるし、
着床しない場合もあるし、
流れる場合もある。

生殖って思いのほか気まぐれなのである。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
夫と久しぶりに会う。
なぜか今頃になって
誕生日プレゼントをくれた。
ダイソンのハンディクリーナー。

紫色でなんだかかっちょええ。
なぜ今頃?なぜ掃除機?という疑問はさておき、
素直にその吸引力に感動した。

音はうるさいけど、すごい吸引力。
乳首を吸わせたら、乳輪ごともげそうな勢いである。

ありがとう。
でも掃除しろってことかしら。
私は綿ぼこりやキクの毛や髪の毛を気にしない。
というか、メガネがないと見えない。
でも夫には見えるから、気になってたのかな。

A型とB型の違い。

あ、今、なぜか血液型の本のマンガとイラストを
描いている。発売したらお知らせします。
ライターなのにね。本末転倒…。




Posted by 吉田潮 on 2011/06/21 at 18:21:15




2011/06/17
バイブDVDの切なさ

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休みモードのときに、
久々に会う人や連絡をくれる人が増えて
なんだか嬉しい。
人のご縁をたどると、自分がいかに
人に救われてきたのか、痛感する。

で、パン作りと前戯が上手な弟分・ササタニーチェが
出しているDVDマガジン「メイコグ」の最新版が届く。
今回のお題はバイブ。

男と女のすれ違いをまざまざと見せつけられる仕上がり。
ある意味、面白い。
バイブ作りを熱く語るオッサンたち、
その根底を鼻で笑いながら受け止めるキャパの広い女性たち。

モノ作りニッポンの魂もちょこっと感じられるし、
チンケな男のロマンチシズムも満タン。

作り手ニーチェの切ない感じも伝わってくるではないか。
ぜひ皆様見てください。
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お世話になっているクリニックの
広報Sさんと、化粧品会社社長N氏と飲む。

Sさんはテキパキ仕事してくれるので
図々しい私のようなライターにはとっても助かる存在。
N氏はホント自分が大好きで、
ここまで自分好きだと、逆にさわやかなくらいだ。

いつもの小料理屋「正」でご飯食べて、
サメガレイのお造りなどをいただきつつ、
日本酒を飲み、
いつものバー「Pain」へ行ってウイスキーしこたま飲み、
最近移転した「ドットコム」へ行ってなぜかカラオケ。
オカマ・伊集院マリアの聖子の歌声を聴くと、
なんだかほっとする。

そして確実に二日酔いに。
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二日酔いのまま、友人Y宅へ。
とてつもなくサッポロ一番塩ラーメンが食べたくなり、
コンビニで買っていき、
友人宅で湯を所望する。

カップのサッポロ一番塩ラーメン、
コーンがハンパなく入っていた。
濃厚な味をすすり、水を飲み、ひとんちで二日酔いを治す。

息子Wはまた一段と成長。
脚の動きがとんでもなく激しくて強い。
サッカーか競輪をやらせるべき。
笑顔に癒されつつ、私が母親を完全に独り占め。

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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
連載が始まる予定。
声をかけてくれたCちゃんに感謝。
楽しんでやりましょう。詳細は後日。






Posted by 吉田潮 on 2011/06/17 at 11:35:08




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