2010/11/27
傑作!芸術新潮

null
今月の「芸術新潮」は春画特集。
いや、もう、抱腹絶倒ですよ、奥さん。

内容はともかく、小見出しや
写真についたキャプションが絶妙で。

監修・解説者と編集者の
呼吸がぴったり合ったのかなと
妬ましく思うほど、素人にとっては面白い解説。

いや、日本のセックス文化はすばらしい。
春画の世界って、
かなりの誇張表現が気にかかるものの
(チンコが異様にデカイ)、
自由でリアルでカッコつけてなくて、
楽しいセックスを描いているのがいいよね。

子供のそばでまぐわったり、
高齢者同士がまぐわったり、
後家が稚児を迎え入れたり。

セックスレスだの不倫だのいかず後家だのと
ちっさいことは気にしない、それワカチコワカチコ〜♪
の世界である。
本来はこうだったんだなと。

今月の芸術新潮は「買い」、マストバイですわ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私が人生の師匠と決めているMさんと
豪快&繊細&女っぷりのカオス・Nさん、
敏腕編集の名高いIさんと、四谷四丁目にて飲む。
風邪っぴきだったけれど、日本酒がうまいうまい。

メインテーマは愛欲。
「欲望される女」であることが
どれだけ大切か。

ああ、あなたは男から欲望される存在ですか?

私は欲望してばっかりで、されていないような…。
しかも今、欲望の方向性が微妙にずれて、
面白くないセックスをしていると思うと、
己の矮小さを感じますって。

性欲の絶妙なバランスを保つことって
本当に難しい。実現不可能なのか?
いや、そんなことはないと信じたい。


Posted by 吉田潮 on 2010/11/27 at 15:55:49




2010/11/24
風邪と涙と毛虫と増刷

風邪をひいた。
いつもなら40度くらいの高熱にうなされるところだが、
今回のウイルスは鼻とのどにくるタイプみたいだ。

天津感冒片を飲んだんだけど、
ちょっと遅かったみたい。

ぐずぐずして起きたら、味噌汁の匂い。
彼が早起きして、豆腐の味噌汁とご飯、
卵焼きとサンマの干物を焼いてくれた。
ねぎと青のりいりの甘い卵焼きに癒される。

夜はオムライスを作ってくれるらしい。
ありがたやありがたや。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
順不同

某日
某大学教授に取材。
中国人のメンタリティとイデオロギーについて。
きちんと研究していて、ニュートラルな意見をもつ
方だったので、ストンと腑に落ちるところも多かった。

ただし、帰り道、猛烈な下痢に襲われた。
魚系の居酒屋で、刺身を食べたんだが、
上野駅で降りて、トイレですべて排出。
決断して、降りて正解だった…。
あとひと駅通過していたら、大惨事。

某日
友人・イッキョンちゃんの結婚披露パーティー。
司会という大役を仰せつかったのだけれど、
来賓の皆様がみな面白くて、フレンドリーで、
話が上手な関西人が多かったため、
ほぼ緊張しなかった。

やっぱり関西の人の「天性のしゃべり」
ってすごいなぁと思った。

そして、イッキョンちゃんの手紙に泣けて泣けて。
最近、友人の結婚式で必ず泣いている。
老化した証拠なのかもしれないが、
彼女の手紙はよくある「嘘くさい言葉」ではなく、
心の底からの「母への恩返し」の言葉だった。
こんな娘がほしい、と思った。

新郎新婦の心のこもった披露宴で、
とても素敵な時間を過ごした。

某日
敏腕スタイリストのもっちゃんが
独り立ちして、サロンを開いた。
快適な空間で、シャンプーしてもらっただけで
むくみがとれて、まぶたが上がる(気がする)。
結婚披露パーティーの日には
家にまで出張してきてくれて、
メイクとセットをしてくれた。
ありがたやありがたや。

つけまつげって、はずして置いておくと
毛虫みたいだね。ちょっとゾッとした。

これを毎日つけている女性には感服する。
手の器用さ、手間、情熱、すべて。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
永岡書店
「40歳からの新・大人の愉しみ」が
5回目の増刷ですってよ!
もうひとこえ! もうひといき!
ロングランヒットを狙います。

Posted by 吉田潮 on 2010/11/24 at 19:26:16




2010/11/20
男児を誘拐したくなる

null
姉の家へ遊びに行った。
里山の奥地には
意外と猫が多くて、
しかもお触りOKな猫ばかり。

姉の家で餌付けしたデッキ君(オス)は
すり寄ってきて、指をチュパチュパ吸いながら
爪でひざあたりをもみほぐそうとする。

母親の乳をねだるかのようなしぐさに
オバサン、くらくらとしてしまった。
つい、この子を誘拐して新宿へ持ち帰ろうかと
思うくらい。

姉が飼っている猫2匹(シンガポールから来た)
は、寒さに弱くて、こたつの中で
丸くなっている。
この2匹も相当かわいい。

さらに、七里川温泉にいる老い猫も
膝の上に乗ってきて、暖をとる。
猫まみれの休日。

七里川温泉は日帰り入浴もできる
田舎の温泉宿。
玄関の周りには激やせだが、
おとなしくて聞き分けのよい犬がいる。

玄関入ると、すぐに囲炉裏があって、
そこで持ち込みしたものを炭火焼してもOK
という、太っ腹なオアシス。

もちろんサバだのアジだのスペアリブだの
頼んで、食べることもできる。

しかも畳の大広間もあって、
風呂上りにそこでゴロンと横になれるので、
地元の人々はオアシスとして利用しているらしく、
昼間は結構いっぱいだ。

800円というのも非常にお得。
お風呂は内風呂と露天風呂があって、
泉質も悪くない。
体の芯まで温まるし、硫黄泉なのにさっぱりする。

どっぷり浸かった後は
囲炉裏で炭火焼大宴会。
ビール飲みながら、直火炭火で
いろいろと焼きまくり、
犬や猫とまみれながら食すって
なかなかいいよね。

翌日は姉の手伝い。
畑の土の質があまりよくないので、
とりあえず掘って、そこに生ごみや
落ち葉を入れて、腐葉土を作るという。

また、壁一面につけていた朝顔棚を下ろしたり、
梅の木の剪定をしたりして、
冬なのに汗だく。
姉宅へ行くと、素晴らしくいい運動になる。

あまりのハードワークで疲れたので、
ちょっと休憩。
姉の大好きなマンガ「竹光侍」を読破。
斬新でひとこまひとこまが墨絵のような味わい。
近年まれにみる、いいマンガだと思う。

新宿に帰ってくると、
キクラゲが怒っている。
ゲロも一か所に吐いてあった。
一晩放置したからご機嫌斜めである。
さっそく脚を噛みつかれ、流血。


いろいろな猫のニオイに嫉妬したキクラゲ。
謝っても、まだ怒っている…。

Posted by 吉田潮 on 2010/11/20 at 17:16:02




2010/11/17
男なる生き物

ここのところ、
複数の女友達とサシで一献かたむける
夜が続いた。
肉食ったり、懐石料理食ったり、ホルモン食ったりで、
しみじみと自分たちの「男観」について語り合う。

みんな「男なる生き物」に対して
珠玉の名言を口にする。

●俺が守ってやらなきゃ、アイツはダメになる
  とははなはだしい勘違い

昔、どっかで聞いたことがあるわ。
自分を優位に保ってくれるダメ女が
好きな男って、やっぱりまだいるんだね。
こういう考え方って、まじめな田舎モノに多い。

●本当に守るべきものと、そうでないものを区別できない。
 結果、八方美人になって、本当に守るべきものを失う

大切なものが何なのか、わかっていない、というよりは
あちこちにいい顔して、嫌われたくない、
という自己愛が強い。それが男である。
たぶん、多くの女は嫌われようが、何しようが、
本当に大切なものをわしづかみにして離さないし、
余計なものをすっかり排除する
断捨離の性質が備わっていると思う。

●男は決意と覚悟ができない生き物である。
 そして、女はそれをわかっていながら、求めてしまう。

昔、恋愛の師匠から言われた。
「男は決意できない。だから、決意はしていなくても
変化しようとする姿勢があるだけ、評価してやらなければいけない」と。

●言わなくてもわかってよ

俺はずっと我慢して、迎合してきた。
なのにお前はいつも自分で決めてしまう、とな。
そんなの言わなきゃわかんねえよ。
つうか、不満があるならその場で言えよ。

男と女はまったく別の生き物。
相容れないのが当たり前と思え。
というのが結論だ。

でも、これらの名言を教えてくれた
女友達たちはみな、男が大好きである。
そして、それ以上に仕事が大好きな女である。

「仕事と俺とどっちが大事なの?」と言われて
1ミクロンも迷わず、「仕事」と即答できる女だ。
「悩む余地ナシ」という。

上野千鶴子先生の「女ぎらい」にも
男なる生き物の説明が書いてあって、
非常に参考になった。

もちろん、私の周囲には
不思議な魅力をもった男もたくさんいるわけだし、
一概には言えないのだけれど。

オンナ学(オトコ学)の講義はかくして続く。
今週も来週も夜な夜な楽しい話が聞けるに違いない。

この密談からは今の腑抜けな政府(男)に対する
素晴らしい政策も飛び出したりして、面白い。

「日本は12時に消灯して、真っ暗にすればいい」
「徴兵制を取り入れよ! 男も女も2年間の兵役を!」
「とはいえ、兵役ってのは戦いを前提にしているので、
訓練役ってのはどうか。災害救助とか人命救助とか」
「介護役を作ればいい。2年間、介護しないと成人としてみなさない」

とまあ、いろいろな話が出るわけで勉強になる。

null

null

null





Posted by 吉田潮 on 2010/11/17 at 16:32:58




2010/11/14
女帝

null
西太后を描いた「蒼穹の昴」を読み始めて、
漢字が嫌いになりつつある。

なぜこの時期に、あえてコレ?
中国人の根っこにある「図々しさ」の源を
探りたかったのかもしれない。

尖閣も竹島も北方領土も
日本の国土である。
言いがかりと難癖つけてくる
中国人と韓国人とロシア人(人というよりは政府)
に対して、快く思えない。

いじめられっこニッポンは
この後どうなるのかしら。

アメリカの軍縮政策が進んでいるっていう
ニュースだけはここ最近でホッとしたわよ。

で、女帝といえば、西太后。
うっすらの歴史知識しかもたない私でも、
なんだか極悪非道だった女帝という
イメージがある。

でもNHKドラマで田中裕子が演じていて、
なんだか好感を持てるし、
原作の浅田次郎の描き方にも愛があって、
女帝を一概に批判できねえなと思ったりして。

が、我が家の女帝は相変わらずである。
我が物顔であったかいところに陣取り、
高級鰹節も欲しがっておきながら、
食った直後にゲロを吐く。

自分の快適さを最優先し、
下僕を時にあごで使い、傷つけて、ご満悦。

私たちが逆らえないのを知っている。
すでに私も彼もサオタマ抜かれた宦官気分である。

ああ、あと一本今日中に原稿を書かなくちゃ。
女帝がやっとこさ、
アクリル毛布の寝殿へ向かったので、
集中して仕事ができる。

Posted by 吉田潮 on 2010/11/14 at 17:21:03




«Prev || 1 | 2 || Next»