2018/10/26
ぶどうまみれと父の破顔

あっという間に2018年が終わってしまう…。

まず大きな変化として、
スマホデビューしたこと。
ついでにタブレットも購入。
アナログだった人生がついに。
林檎帝国の一員となって、すっかり文明開化におののいている。
キレイだし、使いやすいし。

ただし、Wi-Fiの概念すらわかっていなかったので、四苦八苦した。
家にようやっとWi-Fiさんがやってきて、いろいろと合点がいく。

学んだことは、
うちの近所の携帯キャリア会社のショップ店員は信用ならねぇこと、
カスタマーサポートの人にものすごく救われたこと、
特にNTTの女性Sさんには本当に感謝したい。
その後、同じ携帯キャリア会社の別のお店に行ったら、
そこは素晴らしい対応だったこと。
一面だけ見て判断してはいけないってことだ。

さて、
9月にタイのバンコクとサムイ島&ナンユアン島に行ったのも
遥か昔のことのよう。
ナンユアン島の海がめちゃくちゃきれいで、
サムイのビーチでおばちゃんが売ってる焼きトウモロコシが絶品で。
写真はそのうちあげておこうと思う。

で、もう10月ですよ。
某日
オトナの遠足@山梨勝沼。
よるひる夫妻が誘ってくれる、食べて飲んで遊んでのドライブツアー。
Mな、きゃらさん、Lちゃんと6人のツアーでわちゃわちゃと。

シャインマスカット食べ放題につられて行ったのだが、
今年は終わるのが早かったようで。
代わりに13種類のぶどうと、その他果物食べ放題に。

こんなに多種類食べ放題
子供の頃はデラウエアと巨峰で、
巨峰のうまさにときめいたんだよなぁ。
その後、ピオーネの台頭ですっかりピオーネ派に入り、
今はシャインマスカット派へ。
高いけど本当にうまい。

そして新派閥誕生の予感。バイオレットキングだ。
バイオレットキング!!
シャインマスカットとウインクを掛け合わせた
巨大な粒のぶどう。シャキシャキしてうまいし甘い。
種がなくて、皮ごと食べられるブドウ、これ、くるんじゃないかしら。

ブドウ園には看板猫が。
オスかメスか
みんなでオスかメスかで紛糾したのだが、
去勢後のキャンタマが見当たらないので、
メスじゃないかと。店主にきいたら「わからない」そうで。
うんうん、まあ、そういうものか。
白黒ハッキリ、メスオスハッキリつけなくてもいい時代。

その後、なぜかファッションセンターしまむらと
ダイソーへ寄って、みんなわらわらとお買い物。
私は家の近くにしまむらがないので、
妙にテンション上がってしまった。
防寒レギンスとアクリルふわふわカーディガン買っちゃった。

ワイン工場もお邪魔して、飲むだけ飲む。
顔ハメ看板、あったら必ずやるよねぇ。
敵に塩を送る人
両刀使いの名武将になりきってみた。

某日。
姉の誕生日祝いもかねて、父が自宅ステイの日。
今回は2泊3日。姉が車で迎えにいってくれる。
栗といちご
姉のオーダーはトップスのケーキだったが、
その時間がなかったので、タカノで。

父母姉の誕生日はこうして祝うが、
私の誕生日は誰一人として祝ってくれない哀しい事実…。
次女とは侍女とも読む。ま、別にいいんだ。
家族が顔合わせる時間があれば。


さて、父まあちゃん。
元気だけど、排泄がどうにもこうにもうまくいかない。
父自身も歯がゆいしツライだろうなと思いながら、
見つめるとニッコリ。あ、罪悪感とか絶望とかないんだな。それはそれでよし。

愛想笑い

おどける

呵呵大笑
元気そうでしょ。

声を出して笑うことが健康にいいと思うので、
笑わせたいんだけど、腹から笑ってはいない父。
でも、このときの感情は「快」だと思う。
手にビシャビシャと尿をかけられても、
笑わせることなのだよ。

Posted by 吉田潮 on 2018/10/26 at 14:07:23




2018/08/09
父、帰る。

父が特別養護老人ホームに入所して、4か月半がたった。
姉が車で迎えに行ける日を選び、
初めての自宅お泊りデーを設ける。

ものすごく喜ぶかと思いきや、
案外クールなまあちゃん。
しかも1泊だと何度も言ったのに、
夕方にはホームに帰ると思っている。

冷やし中華食うまあちゃん
母も姉も私も、
ここぞとばかりに食べ物詰め込んだおかげで
まあちゃんの腹はぽんぽこりんに膨れた。

おいしいか、と聞いても首を振る。
でも、目の前に出されたものはすべて食べる食べる。
内臓は元気だが、排泄の力は弱っている。
浣腸頼みの直腸になりおって。

寝てるまあちゃん。後ろ後ろ!
まあちゃんが寝ているときの顔は、なんというか、
下あごがガクンと落ちて、デスマスクっぽい。
呼吸をつい確認しちゃう。

ちょうどNHKBS1スペシャルの「在宅死」が再放送していて、
家族4人でこれを観る。
がんの娘を看取る母親、がんの末期である父親を看取る全盲の娘。
看取りの医師は森鷗外の孫という森先生。御年80歳。

自宅で看取ることの意義。

ちょうど、ホームに提出した「医療介入の承諾書」について、
再確認したところだった。

もし自分で食べることができなくなった場合、
点滴や経鼻栄養、胃ろうなどの医療処置を受けるか受けないか、
という承諾書だ。

これらの医療を希望するならば、ホームではなく病院へ行くことになる。
私たち家族は、それを希望しないことにした。
病院ではなく、ホームあるいは自宅で看取るという決断だ。

今後まあちゃんがどんな状態になるかは想像もつかない。
内臓は元気だが、足腰は確実に弱っている。
でも10年20年の長いスパンで生きることも考えている。
母が先に亡くなるかもしれないし、
姉や私が亡くなるかもしれない。

誰もが100歳まで生きる想定と、
明日死ぬかもしれない想定をWでしておくことが大切。
Tシャツが似合うまあちゃん

介護で、家族それぞれの生活が崩れないようにできたことは幸運だ。
介護を理由に仕事をやめてはいけないし、
介護が原因で家族に亀裂が入ってもいけない。

引き続き、まあちゃんをフォローしていく。

Posted by 吉田潮 on 2018/08/09 at 13:08:39




2018/07/04
人生初体験2連荘 便とブルーベリー

父のホームへ。
父は自力で排泄できなくなっている。
下剤を飲むか、浣腸しないと、出ない。詰まる。

腹筋の衰弱とか、いろいろ問題はあるのだが、
ひとつ思うのは、温水洗浄便座の弊害だ。

排便時に自分で出さずに、強烈な水圧で
便を出す習慣をつけてしまうと、本当に弱ると思う。
洗浄程度に使うならまったく問題ないし、むしろ衛生的で
素晴らしいとは思うが、排便力を弱らせる懸念がある。

温水洗浄便座に頼って排便している人は
即刻やめたほうがいい。下剤も。
父を見て、そう思った。

昔から父はトイレに入ると、
えらく長い時間温水洗浄を使っていた。
たまっていた水がすべてなくなるくらい。
水と電気に頼って排便するクセがついちゃうと、
こうなるんだなという事件をお伝えする。

もう5日間出ていないので浣腸しましょう、
と看護師さんが提案してくれた。
普通、浣腸した後はしばらく便意を我慢して、
薬剤をある程度いきわたらせてから排便、
というのが常識なんだと思っていた。

なので、浣腸した後、しばらく我慢して、とベッドに横たわらせていた。
ところが、1分もせずに「出ちゃった出ちゃった」という父。
異臭がする。
こら、トイレに連れて行かなアカンと思って、
立たせたところ、紙パンツから大量に漏れ出した。
ボタボタボタと股間からマグマのようにあふれ出す便。

父の便の粗相は初めて体験した。
尿は今までもさんざん見てきたけれど、
便はやっぱり迫力あるね。あの映像、生涯忘れない。

股間から太もも、足へと溶岩のように漏れてくる便を観て、
私の頭の中では津軽三味線が鳴る。

ベンベンベン〜ベベンベン
手にもついたよベベンベン
すごいニオイだベベンベン
父は放心ベベンベン

スプラッシュした分は拭いて、トイレに連れて行き、
紙パンツを交換。
スタッフさんにも手伝ってもらって、拭きとる拭きとる拭きとる。

父は「すみませんねぇ」と2回私に笑いながら謝る。
いやいや、ごめんよ。すぐにトイレに行かせなかった私が悪い。

5日分の便を出し切った父はスッキリした顔。
それはそれでよかったよ。
でも浣腸後はすぐにトイレに座らせようと学んだ。学習した。

強烈な体験をして翌日、ブルーベリー狩りへ。
友人K夫妻が連れて行ってくれる「大人の遠足」だ。

粒がでかい!

私の手もでかい!

時間無制限食べ放題のブルーベリー狩りは1500円。
もうね、すました足取りで、ちょんちょんつまんでは食う。
するっととれて、いくらでも食べられる。

以前、ブルーベリー狩りに行った友人の大久保ニューさんが
「貴婦人のような足取りでつまめるから最高」
というようなことを言っていた。実感した。

しゃがまないので姿勢もラク。
もう小鳥がついばむように、熟したブルーベリーを
つまんでは食べ、つまんでは食べ。超優雅。
数種類のブルーベリーをたぶん300個くらいは食べた。

あの段階でおなかをぎゅっと押されたら、
ブルーベリーゲロがスプラッシュしたな。

「STAND BY ME」ごっこができたな。
主人公の作家が書いた物語で、
いじめられっこがブルーベリー大食い大会かなんかで、
みんなに仕返しする策を考えた。
ブルーベリーを大量に食べる前に、ヒマシ油を飲んでおく。
そして、会場中にブルーベリーゲロをまき散らすテロだ。
ブンバボブンバボ、ブシャーッてやつね。

本当に満喫して帰ってきた。
翌朝の便は黒に近い濃い紫色。

便とブルーベリー。

食べて出す。当たり前のことだけど、
人間の体は所詮「1本のチューブ」である、って話でもある。

Posted by 吉田潮 on 2018/07/04 at 10:22:34




2018/06/13
生きてます

すっかりご無沙汰。
父も私も生きてます。
老人ホームに入所した父、もう2か月強たちました。

8日に2度のペースで、往復3時間かけて
父のところへ行っているのは、ネタ元だから、でもあります。
そう、父のことを本に書く気満タンだから。
家族をネタに金を稼ごうという腹黒い心づもりがあるからです。

特別養護老人ホームにだんだん父も私も慣れてきました。
入居当初は85キロあった父の体重も、
今は75キロ。健全な体重に近づいています。

ついでといってはなんだが、
父の入所をきっかけに、私もダイエットを始めて、
8キロやせました。78キロあった体重が今は70キロ。
父となにかを並行する楽しみもありますぜ。
そういう意味でも父に感謝だ。

アインシュタインまあちゃん

バナナまあちゃん

パイナポーまあちゃん

まあちゃんの介助はなんというか
疑似子育てのような感覚。
いや、子育てしたことないけど、
こんな感じなのかなあと思っています。

Posted by 吉田潮 on 2018/06/13 at 12:56:15




2018/04/10
ありがとう

自分でも誕生日を忘れていたよ。
夫も、父も母も姉も、忘れていたよ。
誰も祝ってくれなかったよ…。

でも、友達はみんな覚えていてくれたよ。
祝ってくれたよ。46歳を。
ラブ平サンキューサキコ・千晶サンキュー

無事に父を老人ホームに送り、
ほっとしたんだけど、まだまだ問題はあるな。
これからなんだなと。始まったばかりだ。

父まあちゃん77歳。喜寿を迎えました。
父

父の話は
「日刊ゲンダイ」でコラム10回連載が開始予定、
「クウネル」でもコラムを書きました。
いずれ本にしたいなと思っています。
そうそう、こういうことは口にしておかないとな!
認知症の家族が思わず笑えるような
そんな本を書けるよう目指します。

Posted by 吉田潮 on 2018/04/10 at 10:34:28




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