2018/08/09
父、帰る。

父が特別養護老人ホームに入所して、4か月半がたった。
姉が車で迎えに行ける日を選び、
初めての自宅お泊りデーを設ける。

ものすごく喜ぶかと思いきや、
案外クールなまあちゃん。
しかも1泊だと何度も言ったのに、
夕方にはホームに帰ると思っている。

冷やし中華食うまあちゃん
母も姉も私も、
ここぞとばかりに食べ物詰め込んだおかげで
まあちゃんの腹はぽんぽこりんに膨れた。

おいしいか、と聞いても首を振る。
でも、目の前に出されたものはすべて食べる食べる。
内臓は元気だが、排泄の力は弱っている。
浣腸頼みの直腸になりおって。

寝てるまあちゃん。後ろ後ろ!
まあちゃんが寝ているときの顔は、なんというか、
下あごがガクンと落ちて、デスマスクっぽい。
呼吸をつい確認しちゃう。

ちょうどNHKBS1スペシャルの「在宅死」が再放送していて、
家族4人でこれを観る。
がんの娘を看取る母親、がんの末期である父親を看取る全盲の娘。
看取りの医師は森鷗外の孫という森先生。御年80歳。

自宅で看取ることの意義。

ちょうど、ホームに提出した「医療介入の承諾書」について、
再確認したところだった。

もし自分で食べることができなくなった場合、
点滴や経鼻栄養、胃ろうなどの医療処置を受けるか受けないか、
という承諾書だ。

これらの医療を希望するならば、ホームではなく病院へ行くことになる。
私たち家族は、それを希望しないことにした。
病院ではなく、ホームあるいは自宅で看取るという決断だ。

今後まあちゃんがどんな状態になるかは想像もつかない。
内臓は元気だが、足腰は確実に弱っている。
でも10年20年の長いスパンで生きることも考えている。
母が先に亡くなるかもしれないし、
姉や私が亡くなるかもしれない。

誰もが100歳まで生きる想定と、
明日死ぬかもしれない想定をWでしておくことが大切。
Tシャツが似合うまあちゃん

介護で、家族それぞれの生活が崩れないようにできたことは幸運だ。
介護を理由に仕事をやめてはいけないし、
介護が原因で家族に亀裂が入ってもいけない。

引き続き、まあちゃんをフォローしていく。


Posted by 吉田潮 on 2018/08/09 at 13:08:39

« 前の日記へ • 次の日記へ »

コメント


コメントはまだありません。




コメントを書く


%3c%64%69%76%20%63%6c%61%73%73%3d%22%63%6f%6d%6d%65%6e%74%66%6f%72%6d%22%3eこのアイテムは閉鎖されました。このアイテムへのコメントの追加、投票はできません。%3c%2f%64%69%76%3e

« 前のページへ戻る